取り扱いインプラント
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モリカゲ歯科医院取り扱いインプラント
インプラント治療の普及に伴い、今日では世界中のインプラントメーカーがさまざまなタイプの製品を開発しています。インプラント体にはそれぞれ異なる特徴があり、患者様一人ひとりのお口の状態やご希望に合わせて、適切なものを選択しなければなりません。
南浦和の歯医者「モリカゲ歯科医院」では、患者様のニーズに細やかに対応するため、国内に流通するすべてのサイズのインプラント体を取り扱っております。「自分に合うインプラントを選びたい」という方は、ぜひ当院までご相談ください。
ノーベルバイオケア
世界有数のインプラントメーカーである「ノーベルバイオケア社」は、歯科インプラントシステムのパイオニア的存在。インプラント治療の生みの親であるブローネマルク博士が「チタンが骨と結合する特性」を発見した後、世界で初めて歯科用インプラントを製品として展開した企業です。今なお新たなインプラント製品を次々と生み出している一方、これまでリリースした製品にも適応可能なパーツを世界70地域に供給しており、万全のサポート体制が整えられています。
ノーベルアクティブの特徴
「ノーベルアクティブ」は、ノーベルバイオケア社のラインナップのひとつ。天然歯のような自然な審美性を実現でき、見た目の美しさが求められる前歯にもぴったりです。また、人工歯根は骨を圧縮するデザインになっており、柔らかい骨に対しても初期固定がしやすいという特徴があります。ノーベルアクティブシリーズには多種多様な製品があるため、患者様一人ひとりに最適なものを選択可能です。
アンキロスインプラントシステム(デンツプライ)
25年以上に渡って世界中で評価され続けている「デンツプライ社」は、世界最大級の歯科治療材料会社です。インプラント体だけでなく、その上から装着する人工歯までトータルでサポートできるのが強みです。
アンキロスインプラントシステムの特長
アンキロスインプラントシステムの特徴は、連結部(アバットメント)にあります。一般的に、インプラントの連結部にはチタンが用いられますが、アンキロスシステムでは生体親和性の高いジルコニアを採用。歯肉炎が起きにくく、金属アレルギーの心配もありません。また、チタンとは異なり歯ぐきが黒ずんで見えることもなく、見た目にも良い状態をキープできます。
ストローマンインプラント(ITI)
精密機械産業が盛んなスイス北部のバーゼルに本社を構える「ストローマン社」は、世界トップクラスのシェアを誇るインプラントメーカーです。ストローマン社は科学的根拠(エビデンス)に重きを置いているのが特徴で、50年以上に渡って研究結果と学術的裏付けを積み重ねています。世界70ヶ国以上で利用されている、信頼性の高いメーカーです。
ストローマンインプラントの特長
一般的なインプラント治療では2回に分けて手術を行う必要がありますが、ストローマン社のインプラントシステムは1回の手術で処置を完了できます。そのため他のシステムと比べて治癒が早く、6週間程度で治癒期間を終えられるのがメリットです。ストローマン社提供のトレーニングを受けた認定医のみ取り扱うことができるため、製品理解のある歯科医師による適切な治療を受けられます。日本でも多くの歯科医院で採用されているため、引っ越しなどで転院する際も安心です。
3iインプラントシステム(ジンヴィ・ジャパン合同会社)
歯科先進国であるアメリカにおいて、シェアナンバー1の販売実績を誇るメーカーです。世界37ヶ国以上で計1,000名を超える従業員を抱えており、すべてのメンバーが日々、革新的なインプラントの開発やきめ細やかなカスタマーサービスに従事しています。
3iインプラントシステムの特長
インプラント・イノベイションズ社の「3iインプラントシステム」は、人工歯根の表面に「オッセオタイト」と呼ばれる特徴的な性状があります。表面にはある微小な突起物があり、その間に血液を凝固させる役割を持つ繊維状のたんぱく質が集まることで、インプラントと顎の骨の結合が強まり、感染リスクが抑えられるというメリットがあります。
OSSTEM
韓国のインプラントメーカーでアジア環太平洋地域にてシェアナンバー1の実績があります。アメリカをはじめ、ドイツ、インドなど世界各国へとシェアを拡大し約50ヶ国で使用されているメーカーです。また、「国際標準化機構(ISO)」規格であるISO9001認証、EU加盟国の基準を満たす場合に付ける基準適合マークであるCEマークを獲得しており機能性や安全性が評価されています。
OSSTEMインプラントの特徴
平均して直径3~5mm程度であるインプラント体ですが、直径6mm・7mmほどのサイズも取り揃えられています。表面性状はストローマン・インプラントとほぼ同等なSLAが採用され、アストラ・インプラントの特徴でもあるプラットフォームスイッチングのくびれ形状です。長年の咬合力の影響で歯槽骨が吸収されることを妨げ、歯槽骨とインプラント体を長く保てるように工夫されています。
当院は「プラットフォームスイッチング(クローズドタイプ)」を推奨しています
「プラットフォームスイッチング」とは、インプラント体のトップ(プラットフォーム)よりも直径が小さなアバットメント(連結部分)を使用し、インプラントネック部分の周囲で起こる「骨の吸収」を防ぐ技術のことです。
インプラントネックの周りで骨の吸収が起こると、周囲の骨が下がるとともに歯肉の退縮を招く危険性が高まります。こうしたリスクを抑えるため、当院ではプラットフォームスイッチングの技術を活かしたクローズドタイプを採用しています。
このプラットフォームスイッチングは、もともと異なるサイズのアバットメントを誤って取り付けてしまったことから偶然発見されたといわれています。通常よりもやや小さなアバットメントを取り付けたところ、顎の骨が吸収されず、そのままの状態を維持できることがわかったのです。これは、プラットフォームがくびれていることで噛んだときの振動が軽減され、骨に振動が伝わりにくくなることが理由だと考えられています。
当院ではその中でも「クローズドタイプ」を推奨していますが、患者様の症例によっては「オープンタイプ」をご提供することもございます。まずはお口の状態を拝見できればと思いますので、お気軽にご相談ください。